農業用水利施設の働き①(取水施設)
島ノ瀬ダム
平成3年3月、南部川上流に作られました。
総貯水量307万トン、有効貯水量248万トンの農業用水を供給するためのダムです。
春にはダム周辺に植栽した桜がとてもきれいです。
辺川頭首工
川から農業用水を取り入れる施設を「頭首工」といいます。
辺川頭首工では少し上流に取り入れ口があります。
岩代揚水機場
揚水機場には大きなポンプがおかれ、頭首工から取り入れた水を丘の上のファームボンド(農業用水の貯水槽)に押し上げます。 ここは、岩代地区へ水を送るための揚水機場です。
芳養揚水機場のポンプ
芳養揚水機場におかれているポンプの写真です。
中芳養貯水池
用水路を通り送られてきた水を貯め、熊岡と芳養のファームポンドへポンプで押し上げています。貯水量は10000トンもあります。
ファームポンド(農業用水の貯水槽)
農業用水を貯めておく大きな貯水槽が丘の上にあります。
南紀用水には10基の貯水槽があります。貯水槽は800トンから最大2700トンあります。およそ学校のプールの2~7倍です。
中央管理事務所
南紀用水の施設を管理する事務所です。みなべ町西本庄にあります。
中央監視室
離れたところの水門を管理したり、用水路の水量を確認したりします。
台風や大雨の時は夜中も監視しています。